村田ボーリング技研株式会社 RECRUIT

人事担当者ブログ

2024年5月30日

2024_05/30

新入社員、愛知・三ヶ根山研修へ行く!



5/29(水)、3名の新入社員は、前日の東京研修に引き続き、
愛知県蒲郡市にある三ヶ根山に行きました。

三ヶ根山には「殉国七士廟」があり、東京裁判でいわゆる「A級戦犯」として、
極刑にて命を失った東條英機元首相をはじめ7人の御魂がお祀りされています。

 
 


「東條英機」「A級戦犯」、と聞いて、色々と感じられる方もいらっしゃると思います。
私たちはあの困難な時代、懸命に国の舵取りをされた国の指導者の労苦を思い、静かに手を合わせてきました。

三ヶ根山からは、美しい三河湾が見えました。



ここの景色が「フィリピンの島々と同じような美しさ」とのことで、
フィリピン戦線で戦った戦友たちが、この地に部隊ごとに45基の慰霊碑を建てられました。



その一番奥に『比島観音』があります。
この観音像はフィリピン方面で戦没された52万同胞の霊を供養するため、遺族と戦友の手により建立された、とのことでした。




前日の靖国神社から千鳥ヶ淵戦没者霊苑の参拝、そして殉国七士廟と比島観音へ。
自分たちが平和な日本で、普通に仕事ができることは、決してあたりまえのことではなく、
「多くの先人たちのおかげ」であることを学んだ新入社員たち。
自分たちが立っている日本とはどういう国柄なのか、を学んだ2日間となりました。
(帰りに蒲郡市内の洋食屋さんで食べたチキンライスは、絶品でした☺️)

  • nakanohito
  • 2024年05月30日 15:07
  • コメント(1)

2024_05/30

新入社員、東京研修へ行く!(その②)

午後からは、竹芝に場所を移し『ダイアログ・イン・ザ・ダーク』を経験しました。
ダイアログ・イン・ザ・ダークは、視覚障害者の方の案内により、
完全に光を遮断した“純度100%の暗闇”の中、視覚以外の感覚や会話を学ぶプログラムです。
https://did.dialogue.or.jp

ちょっと、話は変わりますが、、、
我が社の社員の名刺には、点字が入っています。
これは視覚障害者の方へ仕事を依頼することを通して、
障害を持たれている方への心を寄せる機会にしたい、という社長の思いからです。

今回、そうした障害を持たれている方へ、思いを寄せる機会として、
研修としてダイアログ・イン・ザ・ダークを体験しました。

引率の私は、実は暗いところと高いところとヘビが苦手という怖がりなので、
90分のプログラムのうち、最初の半分は過呼吸になりそうでした。

しかし、仲間の声や存在、そして「自分はここにいる!」という存在を知ってもらうこと。
その経験を通して、ようやく心も落ち着き、後半はプログラムを楽しむことがで来ました。

私以上にマッチョな新入社員の肩に、ずっと手を添えさせてもらったことも、安心につながりました☺️



真っ暗闇の中で、音が鳴るボールでサッカーのパスをしました。
ガイドをしてくださったなおきさんは、参加者が出したパスを、
「あ、ちょっと右足の方向に行ったね」と、完全にボールの行方と、
人の気配がわかっている様子に、私たちはとても驚きました。



プログラム終了後、新入社員の一人よりガイドのなおきさんに、点字の名刺を渡しました。
初めて点字の名刺を、点字が必要とされる方に手渡すことができたことを、その社員はとても喜んでいました。

5月末まで、2ヶ月におよぶ新入社員の研修、明日も続きます。
  • nakanohito
  • 2024年05月30日 10:38
  • コメント(1)

2024_05/30

新入社員、東京研修へ行く!(その①)

5/28(火)、3名の新入社員の研修の一環として、
朝一番の新幹線で東京へ向かいました。研修の行き先は靖国神社と、
千鳥ヶ淵戦没者墓苑、東京・竹芝にあるダイアログ・イン・ザ・ダークです。


電車を乗り換え、まずは九段下に到着。
靖国神社では「正式参拝」をさせていただきました。



3人の新入社員にとっては、初めての靖国神社参拝でした。

そのため、先週、社内の事前研修として、
靖国神社とはどういう神社か
どういう神様が祀られているのか
その神様はどういう思いで戦いに行ったのか
そして、いわゆる「A級戦犯」問題の本質とは何か
を、しっかり学んだ上での参拝となりました。


靖国神社内にある博物館「遊就館」では、同じ世代で戦いに行かれた英霊の皆様のご遺書を、
真剣に読んでいる新入社員の姿がありました。
今の平和な日本があるのは、多くの先人たちのおかげであることを学びました。

その後、千鳥ヶ淵にある戦没者慰霊墓苑へ。
この戦没者慰霊墓苑は、身元不明者の戦没者を慰霊する施設です。
ちょうど前日、拝礼式があり、秋篠宮皇嗣殿下ご夫妻がご臨席されており、
また天皇陛下からのお花も供えてありました。



こちらには皇族の方がお参りしていただけるのですが、
わずか300m先の靖国神社にはご参拝いただくことができません。
それはなぜなのか。私たち一人ひとりの意識が問われています。
新入社員にとって、このふたつの参拝は、色々な思いや現実を感じる機会となりました。
  • nakanohito
  • 2024年05月30日 10:29
  • コメント(0)
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