2021_07/14
幸せの種まき
学生の皆さんと話していると、 よく「教育学部にいたのにどうしてムラタに入社されたんですか?」と質問されます。 たしかに教育学部の家庭科出身のわたしが 製造業であるムラタに入社するなんて、よっぽどの理由があったんだろうなと思われることでしょう(笑) 以前もお話したかもしれませんが、 就活時、最後の最後までムラタともう1社で迷っていた時期があります。 どっちも素敵が故に決めきれなくて、 あと少しで答えを出さなければならないという時に差し掛かりました。 そんな時、今の上司から1本の電話が。 「kさんが幸せになれる方を選べばいいと思う」的なことを言って下さり、 この一言がきっかけでムラタへの入社を決めました。 今思えば、あれは今の上司による幸せの種まきだったなと思います。 私の幸せを心から願うという種。 その種まきをしてくれたおかげで、今の私は私なりの花を咲かせることができて、 幸せを感じながら働くことができている。 だからこそ、次はわたしが幸せの種まきをする番だと思うのです。 せっかく多くの方たちと接することのできる部署にいるのだから 私が上司にしてもらったように、 幸せの種を撒いて、 いつか花を咲かせてくれたら嬉しい。 そして花を咲かせた誰かが、また別の誰かに幸せの種まきをしてくれたら嬉しい。 両親や家族、先祖、友人、お世話になった方たち、これから関わる全ての人に。 私ができる幸せの種まきを。 恩返し。 今の私にとって、それは幸せの種まきです。